研修後記 ~鏡の法則~

こんにちは、株式会社ピースのブログからお届けしています。研修後記として、研修の現場で感じたことを徒然なるままに記載しています。

今回は「上司との信頼関係」についてです。

若手社員向けの研修をすると、必ずと言って良いほど頂く質問があります。

上司に信頼されるためにはどうしたら良いですか?

上司に信頼されて、もっと仕事を任せてもらえるようになりたい。この考え方は素晴らしいと思います。意欲的な参加者と研修ができるのは嬉しいことです。

上司からの信頼を獲得するための How to はいろいろあります。最初のうちはあれこれ伝え方を考えながらやり方をアドバイスさせて頂いていたのですが、何度も頂く質問なので「なぜこの質問が多いのか」きちんと考えるようになりました。何か見落としがあるような気がしたのです。

あるとき、何気なく質問に質問で返してみました。

●●さん(質問してきた若手社員)は、上司のことを信頼していますか?

その若手社員の「はっ!」した表情を今でもはっきりと思い出せます。自分自身は上司を信頼していない。その若手社員の上司に対する態度を、わかりやすく表現すると、

私(若手社員)は貴方(上司)を信頼していませんが、貴方は私のことを信頼してください。

と言っているようなものです。 この関係性は厳しいです。今まで見落としていたことが何だったか。わかった気がした瞬間でした。

この件があって以来、若手社員研修では「皆さんは上司に信頼されたいと思っているか」→「では、皆さんは上司を信頼しているか」この質問をするようにしています。会社さんによってバラツキはありますが、ひどい場合は「YES」→「NO」という回答比率が半数近くになることもあります。

人間関係、信頼関係は相互依存的なものです。そのことは誰しも理解しているのですが、ときどき自分のこととして考えられなくなるときがあります。上司と部下の関係を入れ替えても同じことが言えます。上司はまず部下のことを信頼しないといけない。

相手の態度を見て、自分の態度について改める。まさに相手は自分にとっての鏡です。

 

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鏡の法則は応用範囲が極めて広い法則です。

上司のミーティングが長いので、時間短縮して欲しい

自分(部下)はミーティングに積極的に参加していますか

 

上司からの指示、連絡が遅い

自分(部下)はスピーディーに報告、相談していますか

 

上司が自分(部下)の意見をなかなか取り入れてくれない

自分(部下)は上司のアドバイスに耳を傾けていますか

 

上司と部下。少し立ち止まって、自分を見直す。お互い良い関係性で仕事ができるようになるといいですね。

 

 

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