「中小企業の活性化を通じて、日本を元気にする」
よく「日本には中小企業が多い」と言われますが、このことは日本だけでなく主要な先進国に当てはまります。OECD加盟国において、98~99%の企業が250名の壁を突破できていません。
理由は「ダンバー数」が関係していると言われています。ダンバー数とは、「人間が安定的な社会関係を維持できる認知上の上限人数」で、個人差はありますがおよそ150人と言われています。ダンバー数を超えて企業が成長していくためには、本格的な組織力が必要になってきます。
(この理論を提唱したロビン・ダンバーは、霊長類の脳の大きさから人間の社会集団の規模を推定したのですが、実際に「顔、名前、性格、職業が一致する」知人の数は、せいぜい200人ぐらいだと思いますので、感覚的にもピンとくる「数」ではないでしょうか。)

日本には、素晴らしい商品・サービスを展開している魅力的な中小企業は沢山ありますが、組織力の強化が進まず、「30名の壁」「100名の壁」「300名の壁」で成長がとまっている実態があります。30名の壁を突破できるのは10%弱、100名の壁を突破できるのは3%弱、300名の壁を突破できるのは1%弱で、企業を成長させていくことの難しさがわかります。
魅力ある中小企業が成長し、結果として雇用が拡大したり、素晴らしい商品・サービスが日本中にひろがることで、日本全体が元気になる。この後押しを人・組織のコンサルティングを通じて行うことが、私たちピースのミッションであり、願いです。
大変ありがたいことに、2013年の創業以降、素晴らしい中小企業との出会いがあり、お取引を継続する中で、ともに成長する機会をいただいています。
- ドライバーの安全にとことんこだわる運送会社
- 稼働率95%を誇る温泉旅館
- 美味しいお菓子を作り続けている菓子製造メーカー
- 生徒の成績を伸ばし続ける学習塾
- 感動を届け続ける映像制作会社
- やさしさ溢れる介護施設
- 新しい工法を発明し続ける建設会社 等々

共に学び、共に成長し、未来につなげる。
これからも、一つひとつの出会いを大切にし、中小企業の活性化を通じて社会に貢献していきたいと考えています。
株式会社ピース 代表取締役 中川渉
